拝観いただきましてありがとうございました。この遺物品は曾祖父が、任意で古代史研究のため各地を放浪して収得した遺物品です。江戸時代末期から明治年間、当時は考古学と言う学問はまだ確立されていない時代で、一人研究者として活動していました。同じ趣味、志しを持つ者同士が出合いそこで輪が生まれ連絡先の交換、遺物品の自慢話、時折研究会、品評会なるものがもようされ、物々交換やら金銭買付などが行なわれていたそうです。そんなこんなで遺物品の収集に明け暮れていたようです。この遺物品は、縄文時代の禽獣形硬玉勾玉で、神奈川県緑区鉄町にて蒐集、詳細な出土地名称地番までは、わかりません。重さは、57ｇです。真作保証。簡易箱を調達して、破損の無いよう配送料当方負担にてお送り致します。御入札の際には遺物品の御確認、(少々紫外線の影響を受けているようで白濁色が観られます。小さな欠けが、3個所あります。)してからお願い致します。