弦を張り替えてレギュラーチューニングにして撮影しました。ネックはストレートでかつロッドはまだ回す余裕があります。弦は130～45のノーマルのゲージだとほんの少し順反りになり、何よりもまずテンションがキツすぎて弾いていられないので125～40を張っています。その為一音下げなどのダウンチューニングで使われる方には非常に適していると思います。元々弦高が高くブリッジサドルのイモネジを全て外して可能な限り下げているのですが、それでも弦高が高くテンションもきついので、ネックポケットを削り落とし込みつつ、仕込み角をつけてローアクションセッティングを追求しています。現状まだ少し高いのでご希望であればもう少し削ることは可能です。イモネジ10本とソフトケースが付属します。コントロールはボリューム/トーン×2という感じで、音の傾向は普通のジャズベとあまり変わらないです。初期の国産5弦ベースの中では上位だと思いますが、ハイエンド系ではありませんのでエントリー～ミドルクラスのものだとお考え下さい。この機種を複数所有した中ではこれはボディ、ネック、そして鳴りが良く当たりだと思いますが、アクティブ化などカスタムの余地のあるものですので、完璧に近い完成品をお求めの方には合わないかもしれません。ネック裏はアイロン矯正によって焼けて茶色に変色しています。多少順反りだったので強化目的で加熱しました。キャビティ内がやや狭いので取付が容易ではありませんが、オレンジドロップの新品コンデンサーを２つおまけでつけます。オレンジドロップの中では小型のものです。ネック仕込み角を再調整しまして、1弦〜5弦まで概ねフレットから2mm前後まで落としました。そのときレギュラーチューニングしてネックはストレートでした。よろしくお願いいたします。