御覧頂きまして、誠にありがとうございます。
車好き、ミニカー好きで13～18年前にミニカーを集収していましたが、諸般の事情で集めたコレクション出品致します。

商品名【 OPEL GT 1968（ RED ）】
メーカー【 MINICHAMPS PMA 】
スケール【 1/18 】
品番【 180 049022 】


オペルは1965年秋に開催のフランクフルトモーターショーにプロトタイプGT〝グランツーリスモ・クーペ〟を出品。
それは、中型車のオペル・レコルト1900のシャーシをベースに流線型の優美な２シータークーペボディを身にまとい、
空力やスタイリングの研究とデザインの実証実験のための物でしたが、来場者、マーケット、ディーラー、マスコミの
反響がとっても良く、市販化の声が多く寄せられました。

手応えを感じたオペル首脳部は、親会社GMの意向も踏まえ北米市場に通用する小型スポーツカーとして1968年9月に
オペルGTとしてデビューします。
1965年デビューのカデットBのシャーシをベースに専用のモノコックボディを架装、ボディはフランスのコーチビルダー
ブリッソノー・エ・ロッツ社が車体製造と組立を担当しました。
車体デザインを主導したのは、オペルのデザイナー エルハルド・シェネル氏だと伝えられてますが、3代目コルベットに
似ていて北米市場では〝Son of Sting Ray〟と呼ばれている事からGMサイドの意見がかなり反映されているようです。

エンジンは、1,897cc水冷直列4気筒OHC 90馬力 最高速度185km/h 0→100km/h加速は11.5秒。
（もう1種類、1,078cc 水冷直列4気筒OHC 60馬力 最高速度155km/h 0→100km/h加速は16.5秒のGT1100と
いうモデルがありましたが、パワー不足から1970年に生産終了へ。総生産台数 3,573台。）

1969年のフランクフルトモーターショーでは、オペルGTのタルガトップモデル〝エアロGT〟を発表。
脱着式のブラックルーフ、開閉可能な垂直タイプのリアウインドウ、前後のバンパーは黒色でボディ両サイドに黒の
ライン入りとひと味違った佇まいですが、どうやら市販はされてないようです。

1971年には、一部上級装備を省いたベーシックモデルGT／Jが追加され、ユーザー層の拡大を図るのですが、販売の
中心だったアメリカの安全規制・環境対策が厳しくなり、排ガス規制値の引き上げとバンパー位置を8cm上げないと
法規をクリア出来ず、その上、ボディ担当のブリッソノー・エ・ロッツ社の自動車部門が1972年にルノー傘下に入る
事となり、オペルからの委託生産が困難となり、1973年8月に生産終了となりました。
約5年間の累計生産台数は、103,463台、うち70,222台がアメリカに輸出。

GTは、オペル初の本格的量産スポーツ車で、優れたクルマ造りと高性能なオペルブランドを世界にアピールした
記念的名車と言ってもよろしいかと。


2004〜05年頃の購入。ミニチャンプらしい端正で精密な造型ですが、以下の２点の不具合があります。
・ほんのわずかな細かい塗装の不具合があります。
・メッキパーツ、特にフロントバンパーのまた、購入時から内部の包み紙は上に半サイズが1枚、底部分に1枚、計２枚だけでした。コスト削減でしょうか。

開閉部はボンネット・左右ドアで、全て開いたリトラクタブルライト可動します。左右にクルリンパと回転するタイプです。
サイドミラーはドライバー側（左）のみです。


新品を購入後、暗所で長期にわたって大切に保管していた未展示品です。メーカー製造時の不具合や塗装ムラなど見落としが
ありましたら、御勘弁ください。
基本的に箱・発泡スチロール・包み紙や台座などに経年変化や劣化による痛み・汚れ・変色・テープ痕など、ダメージがあります。
新品では有りませんので、完全品をお求めの方や細部にこだわる方は、入札をご遠慮ください。


●発送は申し訳ありませんが、【ゆうパック着払い】のみで、当方が郵便局に持ち込みます。
単品落札ですと80サイズ、２点落札の場合だと100サイズで収まります。
箱のサイズ調整・補強やクッション材の量の調節などで入金確認後、発送まで早くて２日、遅くて５〜６日掛かります。
お急ぎの方は入札をお控え下さい。
●時間指定や局留め出来ます。ご相談下さい。
●同梱可能ですが、送料着払いなのでおまとめ取引は出来ません。落札品ごと各々