超稀少Vincent Huidobroビセンテ・ウイドブロ『Gilles De Raiz』1932年初版 ピカソ&ジョゼフ・シマによる絵 チリのシュルレアリスムの父
商品説明Vincent Huidobro ビセンテ・ウイドブロ著『Gilles De Raiz』piece en quatre actes
Et un epilogue（1932年、Editions totem 、全232ページ）の出品です。

本商品は、特に戦前にパリやチリ本国で活躍された詩人、Vincent Huidobro ビセンテ・ウイドブロ氏による『Gilles De Raiz』piece en quatre actes Et un epilogueと言う、世界的にも珍しい、大変入手困難な戯曲集であります（もちろんオリジナル初版）。

Vincent Huidobro ビセンテ・ウイドブロ氏はチリが生んだ英雄的な詩人であり（1893～1948）、特にスペインやラテンアメリカでは大変高い評価を受けております。
また、チリにおけるシュルレアリスムの創始者とも言われております（チリにおけるシュルレアリスムの父と言っていいと思います）。
1916年にパリに赴き，その当時のヨーロッパの前衛運動に真近に接して，絶対的な想像世界の創造としての詩を企図する「クレアシオニズモ (創造主義) 」 creacionismoを唱導しました。
その前衛運動に参加していた著名人との交流もその頃から始まったわけです（後ほど触れる肖像絵を描いてくれたピカソや、挿絵を描いてくれたジョゼフ・シマと交流があったわけですね）。
ウイドブロ氏はパリに長期滞在しましたが（進取に富んだ感覚で色々なものを取り入れたわけですね）、最終的にはチリに戻り、ラテンアメリカにおけるアバンギャルドを牽引した最重要人物であるわけです。

本商品は、200冊以上の本を捧げられた男性に関する独創的な戯曲であり、 4つの場面とエピローグからなります。
フランス語で書かれております。
特筆すべきことに、本商品には、美術界を代表する巨匠パブロ・ピカソによるウイドブロ本人を描いた肖像絵と、ボヘミアが生んだ大家ジョゼフ・シマによる挿絵2枚が付されております。
こうした巨匠に絵を描いてもらえると言うことは、信頼関係がなければ成立しないですよね。

本商品は、日本では見かけませんし、海外でも滅多に見られないくらい大変希少です。
相場的に本当に安くても40万円以上、場合によって55万円以上で売られているところもあります（特にチリなどラテン系諸国だとウイドブロ氏は大物人物ですから価値の評価も高いですね）。
まあ、50万円ぐらいが相場ですね。

ウイドブロ氏の著書の中でも高額に属し、本商品の場合、前述したようにパブロ・ピカソとジョゼフ・シマが制作に関わっておりますから（肖像絵や挿絵）、その価値は一段と高くなります（本商品の場合、ウイドブロ氏の戯曲と言う要素以外にも、美術界の巨匠クラスの肖像絵や挿絵があると言う美術作品的要素があることから、これから益々価値が上がりますね）。

本商品を購入すれば、ウイドブロ氏の戯曲を楽しむのはもちろんのこと、さらにはピカソの肖像絵やジョゼフ・シマの挿絵も同時に楽しむことができると言うように、心が安らぎ、どことなく心楽しい気持ちになって、あなたの生活により一層の彩りを見せることは間違いありません。
さらに、本商品を所有している方が全世界にほとんどいないことを考えれば、誰もが入手できない唯一無二の商品をあなたが入手することができたという達成感に満ち溢れ、コレクターとしてのあなたの満足度が最高潮に達し、今まで以上に、自信がみなぎって、何事も積極的に人生を謳歌しているあなたに変身していることでしょう。

ウイドブロ氏のファンのあなた、ピカソのファンのあなた、ジョゼフ・シマのファンのあなた、戯曲に興味・ご関心のあるあなた、ウイドブロ氏に関する研究をしているあなた、シュルレアリスムに興味・ご関心のあるあなた、希少な本を求めているコレクターのあなたでしたら、お役に立ちますし、必ずやご満足していただけますし、自信を持っておススメ致します。

【商品の本商品の上にパラフィン紙が付されております。
本商品はソフトカバー版です。
経年による劣化により、本商品の表紙・裏表紙・背表紙に汚れ、ヤケ、スレ、キズがあります。
天・地・小口にヤケ、汚れがあります。
表紙裏・裏表紙裏の接合部分が少し緩くなっております（使用には何ら支障はございません）。
紙がヤケております。
多少汚れているページがありますが、それらが使用に差し障りのあることではなく、肝心の中味は書き込みやアンダーラインなどがなく経年の割に比較的良好ですし、まだまだ十分にお読みになれます。

なお、本商品はフランスで出版された本のため、ご存知のようにアンカット装丁でして、2箇所だけ天の部分がアンカットになっております（天の部分を自分でカッターなどで切り取る装丁）。
アンカットにするのも、最終的には自分好みの装丁にしてもらうという意図があるわけですね。